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芦田崇宏、フェザー級王座奪取しRIZIN参戦熱望:12.23 有明

カー・エイドpresents DEEP 81 IMPACT
2017年12月23日(土) ディファ有明
 フェザー級タイトルマッチは挑戦者の芦田崇宏が王者の上迫博仁との接戦を制し、試合後のマイクではRIZIN参戦を熱望した。39歳の横田一則は韓国の選手に完勝すると、次の試合での引退を宣言。北田俊亮はパンクラスイズム横浜移籍初戦で10連勝中の新鋭・窪田泰斗に判定勝ちした。
  レポート&写真:井原芳徳
  中継:サムライTV 1/6(土)22~24時(初回放送)、DEEP FIGHT GLOBAL(大会10日以内に順次公開)



第15試合 DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
×上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS/王者/65.6kg)※初防衛戦
〇芦田崇宏(BRAVE/挑戦者/65.7kg)
判定1-4 (梅木28-29/小池29-28/梅田28-29/福田28-29/松宮28-29)
※芦田が王者に

 2年前のROAD TO UFC JAPANにも出場していた上迫は、今年7月にDEEP王座を獲得。10月の有明大会で岩瀬茂俊を1Rで下すと、「1か月おきでも1大会2試合でもいい。強い奴をどんどん当てて下さい」とアピールし、今回は5か月というDEEPでは比較的短い間隔での防衛戦が用意された。
 挑戦者の芦田は7年前にDEEPでデビュー後、DEEPを主戦場にしていたが、3年前からGRANDSLAM、REAL、ZSTなどを転戦。今年5月からDEEPに戻ると、オーロラ☆ユーキに判定勝ちし、9月の大田大会ではDJ.taikiに判定勝ちし、DEEP復帰3戦目で王座挑戦のチャンスが巡ってきた。



 1R、上迫がオーソドックスから右ミドル、ロー、芦田がサウスポーに構え左右のロー、左右のハイと、お互い蹴りを打ち合う展開。途中、双方の目に指が入り、いったん休む場面も。終盤に進むに連れ、少しずつ芦田の蹴りのヒットが増え、若干優勢な印象だ。

 2R、その流れが続く形で、芦田の左フックが炸裂し、上迫がダウン。パウンドラッシュで追い詰めるが、上迫は脱出すると、上下に手を広げるタックルで押し倒し、すぐさま踏みつけへ。さらに上からパウンドを連打し猛反撃する。芦田は耐えて片足タックルを仕掛け続け防御。前後半のどちらに重きを置くかでジャッジが割れそうなラウンドに。小池秀信ジャッジのみ反撃した上迫にポイントを付ける。

 3R、芦田が積極的に左フックを振るい続けるが、タイミングを合わせて上迫が組み付き倒してハーフに。胸をつけて押さえ続けると、中盤に芦田がブリッジで返しかけるが、金網際の動きにくい場所で、上迫がサイドを奪い返す。だが残り1分、芦田が大声援に押されるように返して上に。クリーンヒットは乏しいがパウンドを振るい続け終了。立ち上がり「おっしゃ!」と叫ぶ。主導権を維持した時間が長いのは上迫だが、終盤は芦田が挽回する内容に。ジャッジ5人とも上迫にポイントをつける。



 判定は1者は上迫を支持したが、4者は芦田を支持し、芦田が新王者に。芦田は涙を浮かべつつ「どうしても欲しかったベルトです。30戦目の節目で取れてうれしいです。みんなの応援があるから戦えます。(師匠の)宮田(和幸)さん、ありがとうございました。今、日本最高峰のRIZINに僕も上がります。もっとこのベルトの価値を上げます」とアピールした。(右写真の前列左端は、BRAVE創設当時からジムに加入し選手を応援している、女優の岸本加世子さん)




第14試合 DEEP vs. ROAD FC対抗戦 ライト級 5分3R
〇横田一則(K-Clann/元DEEPフェザー級&ライト級王者)※フリーから所属変更
×ユン・ダウォン(韓国/MMA STORY GYM)
2R 4'20" アームロック

 横田はDEEPフェザー級王座を返上し、15連勝でONEに乗り込んだが、昨年5月にマラット・ガフロフに一本負け、今年1月にマーチン・ヌグエンに1R TKO負けを喫した。現在39歳。9月に東京・亀有に自身のジム「K-Clann」をオープンし、2年ぶりに慣れ親しんだDEEPに「(引退まで)あと2試合」と明言し戻ってきた。セコンドにはKrushを主戦場とする山内佑太郎と大沢文也がつく。対するダウォンは柔術ベースでMMA 12戦9勝3敗の18歳。

 1R、ダウォンは右ロー、右フックを当てつつ、押し込んでテイクダウンを狙い、片足タックルを仕掛けつつ背後に回り込もうとするが、横田は対応して潰して上になると、パスして袈裟固めのような形となり、立たれそうになってもアームロックも狙い続け優位に試合を運ぶ。
 2R、しばらくダウォンが押し込み、離れると、横田がタックルを仕掛けて上に。ハーフから鉄槌を連打する。一旦立たれると、ダウォンが倒して上になりかけるが、横田は返して上になると、サイドを奪ってアームロックを極めてタップを奪った。



 横田は「年末で忙しい中、200人近く応援団が来てくれてありがとうございました。今後はジムの若い子がチャンピオンになってくれたほうがうれしいです。今日試合をしてみて、自分が弱くなったと感じました。引き際だなと、一線でやるのは厳しいなと、凄く考えさせられました。もうすぐ40歳です。あとは引退試合で、集大成を見せられたらなと思います」と話した。


第13試合 バンタム級 5分3R
〇北田俊亮(パンクラスイズム横浜)※パラエストラ千葉から所属変更
×窪田泰斗(D's Box'n Fit)※KIBAマーシャツアーツクラブから所属変更
判定3-0 (松宮30-26小池30-27/梅田30-27)

 北田は8月のパンクラスのパンクラス勢との対抗戦で瀧澤謙太に2R TKO負け。今回は北岡悟率いるパンクラスイズム横浜に移籍後初の試合となる。窪田も渋谷の初台に6月にオープンしたD's Box'n Fitに移籍して初戦。フューチャーキングトーナメント'15優勝者で現在10連勝中だ。



 1R、北田が左右のパンチを振るいながら一気に距離を詰めて押し込む。膠着ブレイク後も同じように詰めると、片足タックルでテイクダウン。金網際でハーフをキープし、パウントと肘を当てる。窪田は頭から少し出血するが、スタンドに戻すと、終盤には詰めて左ハイを当てる。トータルのコントロールで北田が先取するラウンドに。
 2R、北田が左のパンチのフェイントから詰めて右ストレートを当てて、窪田はダウン。ダメージは小さいが、すぐ北田が上になり、サイドを奪う。ギロチン、パウンドで攻め込み、マウントを奪う。脱出を許すが、窪田がパンチを少し躊躇すると、再び北田がタックルを仕掛けて上になる。残り20秒で窪田はまたも立つが、攻めきれずゴングが鳴る。
 3R、後の無い窪田が左ミドルを放つが、北田が合わせてタックルを仕掛けて押し込み、2分ほどで倒すことに成功。サイドをキープし、マウントを奪い、腕十字を仕掛け、一瞬伸ばしかける。間一髪で窪田は体をひねって逃げ、スタンドに戻るが、北田は終了間際に得意のギロチンにトライし、失敗した直後に終了。一本は取れなかったが新鋭を圧倒する内容だった。




第12試合 DEEP vs. ROAD FC対抗戦 バンタム級 5分3R
〇石司晃一(フリー) 
×ソン・ナクジュン(韓国/TEAM GANGNAM)
1R 1'26" チョークスリーパー

 石司はプロ9戦無敗の後、5月にバンタム級で大塚隆史、7月にフェザー級で上迫博仁と王座を争ったが、いずれも黒星。だがどちらも激闘となり、DEEP事務局からの期待は変わらず大きい。今回はバンタム級に戻っての試合だ。
 対するナクジュンはROAD FCで5戦5勝の19歳。フライ級が適正に見える体格の相手で、石司がスタンドで圧力をかけて組み付くと、倒しながら簡単に背後に回り込み、対処できないナクジュンをチョークで極めタップを奪った。



第11試合 DEEP vs. ROAD FC対抗戦 DEEP JEWELSアトム級(47.6kg)(ノンタイトル戦) 5分3R
〇黒部三奈(マスタージャパン/DEEP JEWELSアトム級王者)
×パク・ジョンウン(韓国/チーム・ストロングウルフ)
判定3-0 (梅木29-28/梅田29-28/小池29-28)

 黒部は6月のROAD FCソウル大会でハム・ソヒに3R TKO負けし、再起戦も韓国の選手と対戦。ジョンウンはサンボ、キックボクシングをベースとし、MMAでは藤野恵実に敗れ、渡辺久江と引き分けている選手。現在21歳。
 1R、ジョンウンは開始間もなくから右フックを当てて黒部をぐらつかせ、以降も右アッパー、首相撲で崩しての右膝、肘打ち、縦肘などの打撃で圧倒。黒部のタックルも切り続ける。
 2R、ジョンウンは少し疲れが見え始め、黒部は前進を続け、次第にパンチを当てるようになると、中盤にタックルで倒し上に。ハーフ、トップからパウンドを当て続ける。
 五分で迎えた3R、序盤から黒部が度々押し込み、中盤には倒して上になり、パウンドを当てる。終盤は立たれるが、タックルをしぶとく仕掛け続け終了。2R以降反撃して判定勝ちした。次は3月10日のDEEP JEWELS新宿フェイス大会でのSARAMIとの王座初防衛戦が決まっている。




第10試合 DEEP vs. ROAD FC対抗戦 ライト級 5分3R
〇宮崎直人(津田沼道場)
×イム・ジョンミン [Lim Jung Min](韓国/MMA STORY GYM)
2R 0'31" アキレス腱固め

 宮崎はライト級のタイトル戦線で活躍し、15年4月のチャンタモ戦で一本勝ちして以来の試合出場。対するジョンミンは21歳。中学から総合格闘家になるために柔術とムエタイを学び、早めに兵役を終え、ROAD FCの育成大会では2試合ともKO勝ちしている。



 1R、ジョンミンは最初から飛び膝を仕掛けるが、宮崎はかわして押し込み、オンブからチョークを狙い、そのまま倒してバックマウントに。トップポジションに切り替わり、いったんスタンドに戻ってからもミドルを当て、すぐ倒す。終盤にはマウントを奪い、サッカーボールキックも当て圧倒。スキル差を示す。
 2R、開始すぐジョンミンがパンチと蹴りで攻め、タックルに来たサッカーボールキックも当てて来るが、宮崎は足をつかんでアキレス腱固めを極めタップを奪った。



第9試合 ライト級 5分2R
×大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
〇ガイ・デルモ(米国/GUTSMAN)
判定0-2 (松宮18-20/梅木19-19/梅田18-20)

 ガイは今年2月、のちにフェザー級王者となる上迫にTKO負け。今回からライト級に階級を上げる。大原も昨年フェザー級に落とし、10月のLUIZ戦からライト級に戻し勝利している。
 1R、デルモがパンチの攻防で左ジャブを連打して下がらせると、タックルを仕掛け、豪快に持ち上げテイクダウン。立たれ際にギロチンを極めて追い込むが、大原は動いて脱出すると、逆にギロチンを仕掛け返す。だがこれはデルモが外しバックコントロール。大原を足をつかんで関節技を狙うが、デルモは防御し、ポイントを先取する。



 2R、大原が序盤からパンチ、右膝を当てて先手を取るが、耐えたデルモはタックルで倒し、バックを素早く奪ってチョークを狙い続ける。終盤、ようやく大原が脱出しパンチと膝を当てるが、デルモは片足タックルでしがみついて終了。苦しみながらも判定勝ちした。


第8試合 バンタム級 5分2R
×CORO(K-Clann)
〇坂巻魁斗(BRAVE/元ZSTフライ級暫定王者)
1R 0'58" フロントチョークスリーパー

 パンクラスを主戦場にしてきたCOROと、ZSTを主戦場としてきた坂巻の対戦。1R、COROが勢い良く片足タックルを仕掛けて抱え上げるが、レスリングの猛者揃いのBRAVE所属のCOROは、宙高く浮いた状態から首を抱えギロチンを極める。COROが立ってからもロックを外さず、最後は金網に押し込みながら搾り上げタップを奪取。表彰時には今回もAKB48の小嶋真子さんのタオルを掲げアピールした。




第7試合 フライ級 5分2R
△島袋チカラ(CORE王子豊島)
△中山ハルキ(K-Clann)
判定 0-0 (梅田19-19/松宮19-19/福田19-19)

 9月に偶発的なバッティングでノーコンテストに終わった試合の再戦。1R、お互い前回のうっぷんを晴らすべく、アグレッシブに打撃もタックルも仕掛ける展開で、終盤、中山が右ストレートを当てるが、島袋が最後はテイクダウンを奪い挽回。組んだ展開では島袋が少し優勢だ。
 2Rは島袋に少し疲れが見え始め、中盤以降、2度中山が上になるが、その先の攻めは乏しい。結局、中山が2Rにポイントを取り返しドロー。今回も不完全決着に終わった。


第6試合 ライト級 5分2R
×ブラックコンバ(パラエストラ八王子/コンバ共和国)
〇武田光司(BRAVE)
2R 2'40" TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第5試合 ライト級 5分2R
×成田五等兵(GRABAKA)
〇マックス・ザ・ボディー(カメルーン/BRAVE)
1R 1'29" フロントチョークスリーパー

第4試合 フライ級 5分2R
△聡-S DATE(Team DATE)
△曽我英将(ALLIANCE)
判定1-0 (梅田20-18/福田19-19/梅木19-19)

第3試合 メガトン級(無差別級) 5分2R
×アニマル江口ゴリオ(パラエストラ松戸/DEEPフューチャーキングトーナメント'16ミドル級優勝/97.7kg)※江口弘晃 改め
〇エヴェルトン・イワナガ(ブラジル/ボンサイ柔術/87.5kg)
1R 1'49" チョークスリーパー

第2試合 バンタム級 5分2R
―小野隆史(GRABAKA/61.55kg)
―柴ニャン(禅道会/65.5kg)
中止 (柴ニャンがバンタム級規定体重61.2kgを4.3kg超過にて計量失格)

第1試合 ウェルター級 5分2R
×川和 真(禅道会新宿道場)
〇石田紀明(INFIGHT JAPAN)
1R 1'41" アンクルホールド

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