Home > REPORTS > RISE > 不可思、麻原将平に判定勝ちし初防衛。安本晴翔がKO勝ち:9.15 後楽園

不可思、麻原将平に判定勝ちし初防衛。安本晴翔がKO勝ち:9.15 後楽園

RISE 119
2017年9月15日(金) 後楽園ホール
 RISEライト級(-63kg)王者の不可思は、挑戦者決定トーナメントを勝ち上がった麻原将平にローキックを何発も当て続け、相手のパンチのクリーンヒットを封じ判定勝ち。REBELS-MUAYTHAI王者の17歳・安本晴翔は、優吾・FLYSKYGYMを右の蹴りで翻弄し2R TKO勝ちし、無敗を8に伸ばした。アルゼンチンから初参戦のイグナシオ・カプロンチはKO勝ちし、11.23 TDCホール大会での那須川天心戦を希望した。
  レポート:井原芳徳 (中継:スカイA Part.1 10/9(月/祝)14時~ Part.2 10/28(土)14時~(再放送あり)


第10試合 メインイベント RISEライト級(-63kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
〇不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS/王者/63.0kg) ※クロスポイント大泉から所属表記変更
×麻原将平(パウンドフォーパウンド/1位、ホーストカップ日本スーパーライト級王者/62.9kg)
判定3-0 (豊永49-47/大澤49-47/長瀬49-47)
※不可思が初防衛

 不可思は昨年7月に水町浩から王座を奪取。以降はKNOCK OUTで山口裕人、水落洋祐にTKO勝ちし、勝次には敗れたが激闘で観客を沸かせ、知名度を上げた。麻原には15年11月に判定勝ちしている。
 麻原は昨年10月に階勇弥にTKO勝ちしホーストカップの王座を獲得。今年5月から開幕したRISE挑戦者決定トーナメントでは元NJKF王者の一輝を判定で下し、7月の決勝では直樹をパンチでKOし、不可思への挑戦権とリベンジのチャンスを勝ち取った。



 1R、麻原が圧力をかけようとするが、不可思は上体を振ってフェイントをかけながら右ローを着実にヒットし続ける。麻原は時折右フックを当てるが、不可思はアゴを引いてブロックするなど反応。麻原はローをほとんどブロックせず、長期戦になると心配だ。
 2Rも不可思がローを当て続ける状況が続くが、麻原は時折左フックをヒット。終盤に左フックを当てると、不可思は笑顔を浮かべ、麻原はパンチを連打。不可思はある程度ブロックできているものの、少し印象を悪くする流れを作ってしまう。
 3Rも不可思は執拗に右ローを連打し、左のインロー、奥足狙いのローも当て続ける。麻原は耐えているが、パンチが2Rよりも減り、不可思が優勢な状態が続く。



 4Rも不可思が右ローを蹴り、左のローの比重も上げ、左ハイも放つ。麻原は攻撃が少ないものの、不可思も少し疲れ、蹴り数もこれまでより減ってきたため、麻原がパンチを返せる場面も。ポイントは10-10となりそうな内容だ。



 5R、劣勢の麻原は前に出て打ち合いに誘い込む。すると不可思も呼応すると、麻原が左目尻と頭を出血。不可思は興奮した様子で雄たけびを上げながら、さらに打ち合う。小川レフェリーはパンチによる有効打と判断。ドクターチェックが入り、再開後も麻原は出血が止まらない。打ち合い主体の展開で、不可思はしっかり相手のパンチを見てポイントをズラしつつ、ハイも随所で放ち、麻原の反撃を封じ試合終了。2Rは取られ、4Rは五分に戻ったが、それ以外のラウンドで主導権を維持してポイントを稼ぎ、文句無しの判定勝ちで初防衛を果たした。



 不可思は「外敵なのに強くてごめんね」とおどけたように話し「煽り映像でも言った通り(RISEに)やりたい相手がいないですけど、面白い奴がいたら名乗りを上げてください。つまんない奴なら断るけど」と呼びかけ、「次、KNOCK OUT出場が決まっています。両国国技館というデケえ会場で最高に楽しい試合するんで12月10日空けておいてください」とアピールした。


第9試合 セミファイナル バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)
×優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/RISE 4位/54.75kg)
〇安本晴翔 [はると](橋本道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者/55.0kg)
2R 2'09" TKO (3ダウン:パンチ連打)

 安本は町田光、宮元啓介らを擁する名門・橋本道場所属の17歳で、7月20日のROAD TO KNOCK OUTまで7戦負け無し。今回は-55kgのRISEバンタム級に階級を上げ、RISE同級4位の20歳・優吾・FLYSKYGYMと対戦する。



 1R、ゴング後の手合わせの後からすぐ、安本はサウスポーの優吾に右ミドルを当てて先手を取ると、その後もムエタイ色の強い蹴りの応酬で優勢。軌道の読みにくい右ハイや、伸びのある右の奥足狙いのローも駆使し、年上の優吾を翻弄する。
 2Rも同様に右の上・中・下の蹴りを巧みに打ち分けて優吾を追い詰め、右ミドルを効かせて動きを止めると、右膝蹴りでダウンを奪取。さらに右の前蹴りをボディに突き刺して2ダウン目を奪い、最後は右の前蹴りを効かせて、コーナーに詰めてからのパンチ連打でマットに沈めた。



 完勝の安本は「僕、マイク上手じゃないんですけど、2階級上の相手でめちゃめちゃ緊張していたんですけど、倒せてよかったです」と、淡々と話した後、大声で「押忍」と絶叫。強さとコメントの初々しさのギャップでRISEファンの心をつかんだ。




第8試合 スペシャルエキシビションマッチ 3分1R
―那須川天心(TARGET/ISKAオリエンタル世界&RISEバンタム級(-55kg)王者)
―野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級王者)
勝敗無し



 11月23日のTDCホール大会への出場が決まった両者のエキシ。那須川はお馴染みの矢沢永吉の曲での入場から観客を楽しませる。ゴングが鳴れば、目の色を変え、野辺と実戦さながらの攻防を展開。途中に両者ともトリケラトプス拳ポーズを出して笑いを取る場面はあったが、他はシリアスモードで、観客を高いスキルで魅了した。




 那須川は「11月23日はタイトルマッチかワンマッチかわからないですけど、さっきのイグナシオ選手、今からやっても1R KOできます。でも55kgにこだわっているわけじゃないので、他に強い選手、挑戦状があれば僕に連絡ください。その前にRIZIN 10月15日 福岡マリンメッセ大会で(藤田大和を)しっかり倒して、RISEの選手が一番と証明してきます」とアピールした。
 イ・チャンヒョンとの防衛戦が決まっている野辺は「今日はいい経験ができました。チャンヒョンに負けた3月から時間が止まっている感じなんで、あいつぶっ飛ばして、時を動かしたいです」とリベンジを宣言した。


第7試合 -57kg契約 3分3R(延長1R)
×佐野貴信(創心會/RISEフェザー級(-57.5kg)5位/57.0kg)
〇イグナシオ・カプロンチ [Ignacio Capllonch](アルゼンチン/WKN世界57kg級王者、WKC世界60kg級王者/57.5kg→57.0kg)
2R 1'20" KO (左フック)

 カプロンチはアルゼンチン出身の30歳で72勝(34KO)3敗。テコンドーで培った強烈なミドルキックとバックキックが持ち味だといい、打倒・那須川天心のためRISEに初参戦した。
 1R、カプロンチは構えを度々スイッチするが、佐野はそれに応じて左右のミドル、ローを何発もヒット。カプロンチも右の顔面狙いの前蹴り、左ボディ、右フックをヒット後手に回る状況が続くが、一発一発の重みはあり、これが2Rに功を奏することに。



 2R、佐野がしばらく蹴りを放っていたが、カプロンチは圧力を強めると、左ボディを2連打した後、動きの止まった佐野に右ハイを当ててダウンを奪取。佐野は立ち上がるがダメージは大きく、カプロンチがラッシュで佐野を後退させた後、左フックで2ダウン目を奪ったところで、すぐさまレフェリーがストップした。試合後、カプロンチは11月大会での那須川との対戦を希望した。




第6試合 -57kg契約 3分3R(延長1R)
〇宮崎就斗(TARGET/RISEバンタム級(-55kg)3位/56.9kg)
×有松 朝(リアルディール/RISEバンタム級(-55kg)6位/57.0kg)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)

 サウスポーの宮崎が、左ミドル、左膝蹴り、左ローを度々ヒット。RISEルールで認められる組んでから一発だけの膝蹴りも有効に活用し、2Rまで優位に試合を運ぶ。有松も3Rは必死に前に出て、右のストレートを当てるが、少し疲れて来た宮崎と共にクリンチになる場面も増え、宮崎も随所でパンチを返し終了。宮崎が判定勝ちした。宮崎は7月の佐野戦に続く連勝となった。




第5試合 DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg) 3分3R
〇KEN・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/勝ち点3→5)
×澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60kg級優勝、第252回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝/勝ち点2)
不戦勝

第4試合 DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg) 3分3R
△泰良拓也(パウンドフォーパウンド/勝ち点2→3/57.0kg)
△川手裕貴(建武館/JAPAN CUP 2015 -60kg級優勝、第243回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝/勝ち点2→3/57.0kg)
判定1-1 (佐藤29-30/小川29-29/大澤29-28)

 11月23日のTDCホール大会で開催されるDEAD OR ALIVEトーナメント出場権を懸けたリーグ戦が今回最終戦。澤谷の欠場でKENが不戦勝となり、泰良と川手の試合で優勝者が決まる。勝ち点は判定勝ちが2、KO勝ちが3。泰良と川手がKO勝ちすれば現在1位のKENに追いつく。だが同点の場合はKOタイムが早い選手が優勝となるため、KENの1R 2'59" よりも早く勝つことが条件となる。

 1R、お互い右ローで削り合う展開からスタート。泰良が圧力をかけているが、川手も蹴り数では負けていない。残り1分になり、お互い少し足を止めてパンチを打ち合う場面もあるが、2人とも均衡状態を崩せないままラウンド終了。この時点でKENの優勝が確定する。



 そうなるとリーグ戦の上では消化試合となってしまうが、両者ともアグレッシブな試合を展開。ローの削り合いでどちらも足を引きずり気味になり、パンチも力が入りきらなくなってしまうが、終盤には打ち合いを繰り広げ、観客を沸かせた。結果はドローで、両者とも勝ち点3でリーグ戦を終えた。
 この試合後、リングにKENが上がり「不戦勝で複雑な気持ちでしたけど、トーナメントは全力で頑張ります」と宣言した。


第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
〇一馬(MONSTAR GYM/RISE 4位/60.0kg)
×MASATO(3POUND/RISE 5位/60.05kg→60.0kg)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)


第2試合 -53kg契約 3分3R
〇遠山翔太(MONSTAR GYM/52.9kg)
×坂田慶伍(HAYATO GYM/2014年KAMINARIMON全日本大会55kg級優勝/52.7kg)
1R 3'00" KO (顔面への右膝蹴り)
※1Rパンチ連打で遠山に1ダウン


第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
〇金子 梓(新宿レフティージム/54.9kg)
×甲斐康介(HAYATO GYM/2016年KAMINARIMON全日本大会-60kg級優勝/55.0kg)
判定3-0 (30-25/30-25/30-25)
※2R左フック、3R右ストレートで甲斐に各1ダウン


オープニングファイト1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
△曽我英将(FLAT UP/57.4kg)
△福島草太(MASTER JAPAN/57.4kg)
判定0-0 (29-29/29-29/29-29)


Home > REPORTS > RISE > 不可思、麻原将平に判定勝ちし初防衛。安本晴翔がKO勝ち:9.15 後楽園

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

中野トイカツ道場
JR中央線・地下鉄東西線「中野」徒歩3分、丸ノ内線「新中野駅」「東高円寺駅」徒歩10分
入会金&月謝2ヶ月分無料! ボクシング、キックボクシング、レスリング、寝技、柔術、総合格闘技など初心者クラス充実! 平日7時~23時、年中無休!月謝8千円で中野、新宿、渋谷、高田馬場等の各店通い放題!

さらに詳しく

センチャイムエタイジム
JR中央線・東京メトロ東西線「中野」徒歩9分
ラジャダムナン&ルンピニーの元ランカーが本物のムエタイを個人指導。親子でムエタイを学べるコースも土曜昼オープン!

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について

格闘技医学会&ISAMI共同開発 KO養成サンドバッグ