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[第13試合]７０ｋｇ契約５回戦 伊藤隆 ｖｓ ソルジャー緒方 世界タイトルも獲得し、９月にはオーストラリアの強豪ジョン・ウェイン（ＷＭＴＣ世界ウェルター級１０位）との対戦も決まった伊藤、前回もミドル級の永田健一に危なげないＫＯ勝利。今回の相手は同じくミドル級のソルジャー緒方、世界に打って出ようという伊藤には取りこぼせない相手だ。 | ||
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左右のパンチで前へ出る緒方、伊藤はミドルを返し距離を詰めて首相撲。離れると得意の左ミドル、又距離を詰めて首相撲に入り膝。後半伊藤は左のローを多用し、これが良く入る。緒方は蹴られると後退。
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 伊藤得意のミドル |
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緒方は伊藤の胴体に組みつき、足を目がけて膝を連打。伊藤はしがみつく緒方の頭部へ肘を落とす。緒方は執拗に同じ攻めを狙い、伊藤の方がこれを嫌ってかミドルとパンチで距離を取る。
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体の重そうな伊藤、首相撲でも生彩を欠く。しかし緒方の方もスタミナが切れ始め主導権を握れない、伊藤にミドルとパンチ、肘をまとめて打ち込まれる。
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 緒方のパンチにミドルを合せる |
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完全にスタミナ切れの緒方、腕が下がりノーガードの状態で後退しながら単発のパンチを出すだけ。だがその緒方を伊藤も攻めきれない。
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 スタミナ切れの緒方を追い込むが |
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この回伊藤の膝が良く決まる、下がる緒方にミドルとロー、パンチで追い込むが遂にダウンを奪うには至らず。
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 膝で責め立てる伊藤 |
実に伊藤らしく無い試合だった。勝利した物の、内容的にはここ一年位では１番悪かったのではないか？。動きが重くスタミナ切れの緒方からダウンを奪えず、ズルズルと５Ｒが過ぎてしまった。９月のジョン・ウェイン戦にかなり不安を残す結果となったが、幸い８月は試合が無い、何とか万全のコンディションに仕上げて欲しい。 | ||
