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 [第14試合]79kg契約5回戦
港太郎 vs 大石亨
の所金泰泳、シティサックと続けて苦杯を舐めさせられ勝利から遠のいている港。3月以来の試合はヘヴィー級戦士の大石が相手。その大石も前回のマリオ戦は勝利した物の動きが重く、素直に喜べる内容ではなかった。日本人では数少ない重量級戦士の2人、重量級らしい迫力ある試合を期待したい。



ラウンド1 に中間距離からパンチとロー主体の攻め。大石は左ジャブから右のボディーフック、そして右ストレートと繋げる。今日の大石は動きが良い、特にパンチが冴えている。港もしっかりガードしてパンチとローを返す。


動きの良い大石、パンチが冴える
 
ラウンド2 がパンチからローで攻めると大石も同じく返す。パンチの打合いになるとやや不利な港は間合いを詰めて首相撲の体制、そしてそこからの右肘が大石の顎に入り大石ダウン。そのまま10カウント。


港もローを返す
 
   
首相撲から右肘一閃!
 
   
大石立てず

久し振の勝利だ、それも見事な一撃KO。最近同じジムの伊藤隆に注目が集まることが多いが、長くMAの軽重量級を引っ張ってきたのは港だ。暫く勝利から遠ざかっていたが、この選手にはもう一花咲かせて欲しいと思う。
 そして大石だが、今回見違えるほど動きが良かった。たまにあるが、普段より軽い契約体重で試合をすると急に動きが良くなる選手がいる。大石もそれかもしれない、79kg位がもしかしたら大石のベストなのかもしれない。

文 渡辺

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