深津飛成インタビュー
1998.10.31　後楽園ホール控え室

　「気持は折れてません」

Ｑ：	どうでしたか、相手は？。
深津：	いや、負けた僕がもう何も言うことは無いです。でも、あれで今度タイトルマッチらしいんで。こんな、こんな顔してますけど、今日・・は負けましたけど気持ちは折れてません。気持ちは未だ折れてません。でも、自分に勝てなかったから、相手に負けるのは。先輩方が色々言ってくれたのに、それに従って出来なかった、自分に勝てなかったってだけです。
Ｑ：	そうとうボディー攻められてましたが。
深津：	いや、効かなかったです。はい。５Ｒ始まったときに、「このラウンド終われば終りだ・・から、行こう」と思ったんですけど。負けた僕がこんな事言うの可笑しいですけど、パンチを貰ったときに目をつぶった覚えはないです。
Ｑ：	じゃあ、相手のこれが凄いって言うのは無い？。
深津：	はい。気持ちだけです、気持ち・・で僕より１００％完璧に僕を上回ってたし、僕は１００％彼に負けてた。彼が強くて僕が弱いって言う結果だけです。何ラウンドに最初にダウンしましたっけ？、２Ｒ？。
Ｑ：	１ラウンドでした。
深津：	１でしたっけ？、１じゃないですよ、２ラウンド。
Ｑ：	最初１ラウンドです。
深津：	１Ｒでしたっけ？。でも何かあれは効いたとかじゃなくって、アッパーか何かボディーから右のアッパーか何か貰ったと思うんですよ。その時ボカーンと浮いちゃって、そのままステーンとこう。
Ｑ：	手応えがつかめたとか、そう言うのはありますか？。
深津：	いやあ、でも負けたから何も言えませんよ。僕の負です、だから手応えも何も無いです。只単に僕の負、負けた者は何もつかめないと思います、相手の強さが判っただけで。
Ｑ：	どうもありがとうございました。
深津：	ありがとうございます。止められるとは思わなかったよチクショー。

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収録・写真・構成：渡辺