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[第10試合 フライ級5回戦]
深津飛成 vs 建石智成
月に行われたタイトル戦では、判定で防衛した物のガッチリとガードを固めた対戦相手に粘りに粘られ、会場からも「倒せないのか」と声が飛ぶほどフラストレーションの溜る内容だった。ここらで是非深津らしい試合を見せて欲しい。




ラウンド1
石のパンチとローで始まる、建石はパンチ、ロー、ハイとまとめて打ち込む。深津はこれをよく見てカウンターを合せロー。ローが効いて下がる建石にパンチの連打、そして左のボディーブローが入り建石ダウン。


 
建石のローで始まった

ラウンド2 の回もパンチとローの建石、深津はガードを上げローもカット。逆に深津のパンチからのローがヒット、そして盛んに首相撲を仕掛ける。建石は組まれると何も出来ず、膝の連打を貰いコーナーに詰ってダウン。建石はパンチを奮って反撃、2〜3発入るが深津も直に打ち返し首相撲。


 
深津の連打


ラウンド3 津は建石のパンチをガードしつつ、前に出る建石にパンチを合せる。そして首相撲から膝と肘の連打でダウンを奪う。


 
深津の膝が建石のボディーにめり込む


ラウンド4 石が一気に勝負を賭ける、ジャンピング肘や膝を繰出前進。深津は殆どガードするが、その内の1発に額を切られ、ドクターチェク後に再開。再開後も建石は執拗に肘を狙う。しかし深津はガードし左のボディーフックから膝の連打でダウン奪う。更に首相撲からの膝の連打、そしてローで止めを刺した。





回ダウンを奪われた建石、その都度立ち上がって来たが4Rで力尽きた。深津は危なげない試合運びで今回は文句無しのKO勝利となった。4Rに額を切られあわやと思わせたが、傷口が浅く、再開後の建石の肘狙いにも慌てなかった。  

文 渡辺

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