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[第11試合 国際試合67.5kg契約5回戦]
武田幸三 vs チェンライノーイ・ソーゲッタリンチャン
の所対戦相手に恵まれない武田に今回タイ人との試合が組まれた、相手は元ラジャのライト級1位チェンランノーイ。武田は前回のタイ人との対戦ではラジャの国際式王者でもあるプラウェーにパンチでKOされている。7月にはタイトル戦も控えている武田、KO負けを払拭するような試合をしたい所だ。




ラウンド1
田パンチで攻め込む、チャンランノーイはガッチリガードし踏み込んで来る武田にミドルを合せる。
 武田のパンチに有効打は無いが、内股へのローが立て続けにヒットする。
 組まれることを嫌う武田だが、1R終了際首相撲に入られ肘を打ち込まれる。

 
チェランノーイのミドル

 
ボディーブローで攻め込む武田

ラウンド2 田はロー、チェンランノーイは直に組み付いて膝。気が付くと武田の額の右端に大きなコブが出来ている、ドクターチェックが入ったが再開。再開後もチェンランノーイはひたすら首相撲狙い、武田はパンチを出すが直に組まれて攻めを封じられてしまう。


ラウンド3 ェンランノーイは離れればミドル、武田がパンチを使うとすかさず組み付いて膝。武田は時折ローも蹴るが全て単発に終わってしまう。


ラウンド4 のラウンドからチェンラノーイは守りに入ってか、積極的には出てこない。逆に武田が首相撲からチェンランノーイの足を狙って膝を連打。


ラウンド5 田はボディーブローを主体に前に出る、チェンランノーイはガードを固め守りに撤する。首相撲に入っても自分からは膝を出さないチェンランノーイに、武田はパンチを奮って前に出続ける。


武田の勝利が告げられると「信じられない」と言う表情を見せたチェンランノーイ




相撲地獄に落ちた武田、完全に攻めを封じられ最終ラウンドのボディーブロー攻めもダウンを奪うには至らず、チェンランノーイの上手さの前に超合金ボディーも沈黙した。日本式採点基準で武田の勝にはなったが、しかし試合後は武田自ら敗北宣言を出した程。首相撲の怖さを体で知った武田、それをどう克服するのだろうか。  

文 渡辺

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