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武田幸三インタビュー
1998.9.20 越谷ギャザホール控え室

 「見えました、当たる瞬間」

Q:(カットされたのは)右肘でしたか?。

武田:はい、もう見えました(笑)、当たる瞬間。

Q:ドキっとしませんでした?、あれだけ攻めてたのに肘で切られて。

武田:そうですね、はい、また反省の・・・。

Q:どう言った点で?、それは。

武田:やっぱ、当たってるのに倒れないって事は多分相手が・・、腰が入ってないって事じゃないですか。凄い打たれ強かったですよね。

Q:滅茶滅茶強かったですね。

武田:3Rとか多分何十発も入ったと思うんですよね、かなり感触有ったんですけど、全然倒れなかった。

Q:本当にこれまで見た中で一番迫力が。

武田:そうですか。

Q:ええ。

武田:前のタイ人のが一発で(苦笑)、やっぱ勉強になりますね。全然違いますよ、僕と。

Q:次対戦するって事で、やっぱりかなり意識とか。もう意識はかなり向うに向いてました?、最後の方。

武田:いや、そんなことないすね。やっぱり試合で精一杯です、そんな失礼って言うか・・。

Q:この、勝ったことで次彼じゃないですか。正直今、次の対戦に向けてって、どう思います?。

武田:いやあ、もう、シンノイコーチに、もう。うちのタイ人のコーチなんですけど、1から又先生と二人で、教えてもらいます。

Q:今日けっこう上への蹴りが。

武田:ええ、モーションが大きいから読まれてましたね、ええ。

「(笑)本当ですか?」 

Q:どんどん出る度にコンビネーションとか増えていってるような気がしますが。

武田:(笑)本当ですか?。

Q:ホントにホントに(笑)。

武田:ローしかないような気がしますけど(笑)、もうローばっかりで。

Q:(笑)決めたのはローでしたけど。

武田:パンチも当た、うーん、てたと思うんですけどね、やっぱ駄目でしたね。(ここで武田がシンノイコーチに話を聞いた)未だ握りが甘いって。

Q:コーチとは何時から?。

武田:9月くらいからです。

Q:かなり、じゃあ色んな幅が広がってきつつあるって事ですか?。

武田:・・・・また反省が、帰って反省します。パンチは殆ど貰わなかったんですけど、ガードも出来てて。

Q:そうですね、向うの攻撃は殆ど受けてない。余裕はありましたね。

武田:余裕はありました、ええ、けれど決められなかったですね、チャンスは有ったのに。

Q:見てる方が、見てる方でも、あのう相手が倒れないのが、何で効かないんだろうかって言うので、見てる方がアレって思うぐらいですから、戦ってて何か逆に倒れないので不安になったりしないですか?。

武田:そうですね、スタミナは未だかなりあったんでそんな焦りはなかったんですけど。

Q:まあ、何でだろうと。

武田:やっぱり握りが甘いんだなって言うのが。

Q:じゃあ次の一戦に向けて抱負と言うか、彼のファイトは見なかったですよね?、今日は。

武田:いや、見ましたよ。って言うかどうなのかなあと思った瞬間に鉢合せて終わったんですよ、だからかなり強烈でした。だけどやっぱり、同じリングに上がるんで、勝にいきます。

Q:日・タイ超合金対決ですね。

武田:そうですね、日本の恥になんないように、日本の代表として頑張ります。

Q:頑張ってください、おめでとうございます。

武田:はい、ありがとうございます。


収録・構成・写真:渡辺


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