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 [第15試合 日・タイ国際戦 5回戦]
青葉繁 vs チャイナロン・ゲオムサリット
年10月11日、青葉は同じNJKFのミドル級チャンピオン新田明臣(S・V・G)と対戦、1R終了時に右足アキレス腱を断裂しTKO負けとなった。それ以来約10ヶ月ぶりの復帰戦を地元仙台で迎える。対するは前NJKFウェルター級チャンピオンの松浦信次や、MAの佐藤堅一を破ったチャイナロン。復帰戦の相手としてはかなり厳しいが、チャイナロンのスタミナ不足は誰もが知るところ。果して”戦うドクター青葉”は故郷に錦を飾れるか。



ラウンド1 ャイナロンは左右の蹴りと前蹴りで攻める、青葉も蹴り返すがこちらはカットされる。更にパンチからローのチャイナロン、青葉の方は手が出ない。

 

 チャイナロンの蹴りが青葉を襲う
 
ラウンド2 ーで行く青葉、しかし何れもカット。パンチを使うと今度はチャイナロンにスピード負け、逆に攻め込まれる。

ラウンド3 ンチで攻める青葉だが、ガードされ逆にチャイナロンのミドルと膝の餌食になる。この回青葉は膝で立て続けに2回のダウンを奪われる、しかも2回目のダウンをした時点で残り時間は1分。もはやこれまでかと思われたが、残り1分青葉はチャイナロンの攻めを凌いだ。

 
 パンチで攻める青葉だが逆に攻め込まれる
 
ラウンド4 相撲に持ち込もうとするチャイナロンに青葉は肘を振るう、しかし不発。だが青葉は執拗に肘を狙う。肘を振るって前進する青葉、3Rでスタミナを使いきってしまったチャイナロンは思うように距離を取ることも首相撲に捉えることも出来ず後退を続ける。そして遂に青葉の肘がチャイナロンの眉間近くをカット、TKOが宣せられた。

 
スタミナ切れのチャイナロンに肘を振るう青葉
 

葉苦しみ抜いての復活となった。3R迄は何をやっても通じない、チャイナロンの独壇場だったが、ピンチを脱して気力の肘で勝利をもぎ取った。NJKFのウェルター級はこの所木浪一人が頑張っていたが、内田が復活し、青葉も戻り、又面白くなりそうだ。

文 渡辺

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