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[K-1] 新体制は谷川貞治氏がイベント、角田信朗氏が競技面をプロデュース

▼ (1/28 up) K-1の新体制が、28日のワールドMAX記者会見で初お披露目となった。石井和義・K-1プロデューサーらが昨年暮れに法人税法違反の容疑で在宅起訴され(関連記事)、直後にも非公式ながら新体制が発表されていたが、この日の会見が正式発表となる。
 これまで石井氏の一局集中だったプロデュース体制だが、今後はイベントプロデューサーにK-1中継解説者の谷川貞治・SRS-DX編集長、競技統括プロデューサーに角田信朗・正道会館師範代が就き、株式会社K-1の経営に両氏は直接関わらないという、いわば「三権分立」体制に移行する。これまで大会主催者は株式会社K-1だったが、3月のワールドMAXから「K-1事務局」に変わる。
 谷川氏は「角田さんは表の顔としてK-1の競技化を進め、僕は裏方としてマッチメイクをする」と新体制を説明し、石井氏が今後も「側面からアドバイスやバックアップする」と話した。一方の角田氏は「K-1の発展が我々の使命」と力強く語り、「できるだけ早くルールコミッションを独立させ、選手たちの判定への異議申し立ての窓口としたい。審判団のレベルアップも図りたい」と競技化推進に意欲を示した。さっそくワールドMAXでは、中量級で首相撲からの攻防を得意とする選手が多いことから、首相撲の禁止基準を重量級より緩めるとし、“角田色”を披露。選手出身者として、選手の気持ちを酌んだ競技化が期待できそうだ。
 また、角田氏は今年は国内で全13大会を開催することを発表。3月下旬にワールドGPシリーズ、4月にジャパンGPシリーズの大会を開催する予定で、12月には例年どおりワールドGP決勝戦を行うと話した。(井原芳徳)

Last Update : 01/28

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