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[総合格闘技] 美濃輪育久、ブラジリアン・トップチームに修行へ

(7/21 up) パンクラスを4月末で退団しフリーとなった美濃輪育久が20日、数々の名勝負を産んだ東京・後楽園ホールで記者会見を行った。美濃輪は6月いっぱいで都内のアパートを退去し実家のある岐阜に帰省。久々の公の場の登場に弱冠緊張した様子を隠せない。
 海外修業先として選んだのはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラらの所属するブラジリアン・トップチームだ。自ら慣れない電子メールでトップチームと交渉し、6月末に来日したマリオ・スペーヒー総帥から「ウェルカム。いつ来てもいいよ」と許可を得たという。米国も選択肢としてあったが、ブラジルを選んだのは「人間として強くなるため」。言葉を知らない土地で生活するのも美濃輪にしてみれば修行の一環だ。期間については「3ヶ月とかだと観光気分で終る。1年で一通りブラジルの季節を味わって、自分自身を変身させたい」と語り、1年経ってから延長するか帰国するか、あるいは他に国に行くかを考えるつもりだ。現地でも試合をしたい考えで、理想は金網でのバーリトゥードだが、柔術衣も購入済みで、柔術の試合をする可能性もあるとのこと。
 「僕は脱藩者」と語る美濃輪は、今の自ら立場を憧れの幕末の志士、坂本竜馬になぞらえる。24日に名古屋からブラジルに出発。たくましくなり帰って来た美濃輪育久が、どんな革命を起こすか今から楽しみだ。(井原芳徳)

Last Update : 07/21

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