伊藤隆プロデュース大会は好勝負続出/10.18 SPARKS
ターゲットオフィス "SPARKS - STAGE 1" 10月18日(木) 東京・北沢タウンホール
▼MA日本キックの元エースでWMAF世界S・ウェルター級王者だった伊藤隆氏が「SPARKS」という大会をプロデュースした。キックの興行では珍しくわずか6試合しかない大会だったが、どの試合もアグレッシブな内容となり第1回は大成功で締めくくられた。伊藤プロデューサーはリング上での挨拶で「この大会で若手選手を育成していく。団体の枠を取り払って最強を決めたい。K-1中量級に選手を輩出したい」と意気込みを語った。(写真:第4試合終了後、来場したプロ選手たちがリング上に集結。左から前田憲作、小野寺力、大野崇、伊藤隆プロデューサー、大石亨、柳澤龍志、須藤元気)
メインイベント 日本・アメリカ国際戦/67kg契約 3分5R(肘無し) 日本ウェルター級 WKA世界Jr.ウェルター級王者 隼人(PHOENIX) 対 メルチョ・メノー(米国) 勝者:メルチョ・メノー 判定0-2(47-50,47-50,48-48)
伊藤の愛弟子・隼人が、昨年5月のコロシアム2000・東京ドーム大会で魔裟斗と対戦したメルチョ・メノーと対戦。1Rメノーがダウンを奪うが、隼人も負けじと応戦。ボディブローを的確に当て続けたメノーが判定勝ちをおさめた。メノーは試合後隼人を「ビッグハートを持ったタフファイターだ」と絶賛していた。メノーは12月5日のタイ国国王生誕記念世界大会に出場が決定しているという。
セミファイナル 日本・オーストラリア国際戦/67kg契約 3分5R(肘無し) WMTAサウスパシフィックSライト級王者 WMCオーストラリアJr.ウェルター級王者 加藤督朗(PHOENIX) 対 ソーレン(モンコントーン)キング(オーストラリア) 勝者:加藤督朗 KO 4R1'56"
重い左ミドルとパンチの連打を確実に当て続けた加藤が、最後も強烈な左ミドルでノックアウト勝ち。
第4試合 フレッシュマンファイト/58kg契約 3分3R(肘無し) 第8,10回全日本テコンドー選手権優勝 第1回新空手京都大会軽量級準優勝 卯月昇龍(チームドラゴン) 対 平谷法之(空修会館) 勝者:平谷法之 KO 1R 1'32" 突進してきた卯月に平谷がカウンターのフックを命中させダウンを奪う。卯月は立ち上がるがファイティングポーズが取れず敗れた。勝った平谷はフレッシュマンファイトのベストファイター賞を受賞した。
第3試合 フレッシュマンファイト/70kg契約 3分3R(肘無し) AKAMINE(TARGET) 対 桜井聡士(湘南ファイトクラブ) ドロー 判定0-0(28-28,28-28,28-28) 大味な内容ながら両者の一歩も引かない打ち合いに観衆が湧いた。
第2試合 フレッシュマンファイト/60kg契約 3分3R(肘無し) 緒方洋季(チームドラゴン) 対 須藤義徳(八木橋ジム) 勝者:緒方洋季 判定3-0(30-27,30-27,30-28) 緒方(写真左)は正道会館東日本大会フルコンタクトルール中量級優勝の実績を持つ。キックデビュー戦ながら回転の速いパンチ、バックブロー、的確なローで優位に試合を運び、素質の良さを感じさせてくれた。
第1試合 フレッシュマンファイト/67kg契約 3分3R(肘無し) 三好秀憲(TARGET) 対 水野章二(湘南ファイトクラブ) 勝者:三好秀憲 TKO(3ダウン) 2R 2'57"
※伊藤プロデューサーのジムでトレーニングしている女優の畑野浩子さんも応援にかけつけた。
Last Update : 10/19 03:53
|