[全日本キック]12月9日大会カード
▼今年最後の興行となる12月大会のカードが発表された。メインの全日本ミドル級タイトルマッチでは王者新田明臣(S.V.G.)に今年絶好調の清水貴彦(超越塾)が2度めの挑戦。今年1月大会で行われた初挑戦時は新田に判定で敗れたものの、その後3連続KO勝利、9月の後藤龍治戦ではドローと負けなし。新田や後藤を相手に星を取れずとも決して引けをとらない内容のファイトをしているだけに、期待は高まる。逆に王者の新田は今年は怪我に泣かされた1年だった。1月の防衛戦で右目眼底下骨折を負い、長期欠場。7月の復帰戦では大野崇(BENEC)ではヒザのカウンターでKO負け。10月大会前に練習中の怪我でまたしても欠場と、ツキに見放された1年だった。 ここで全日本のタイトルまで失ってしまうようでは新田のスランプもスランプではなくなってしまう。崖っぷちの戦い、といってもいいだろう。 来年2月に開催される予定のK−1ミドル級の発表を受けて、ミドル級戦線は注目されている。この試合に勝利して、スポットライトを独り占めしたいところだ。 セミファイナルは、”修行層”前田尚紀(藤原)対”クラバー系”大宮司進(シルバーウルフ)の異色対決。まるで逆の雰囲気を持つ両者の化学反応が見所。ラジャダムナン・スタジアムにも出場経験があり、上下コンビネーションの的確さは折り紙つきの大宮司に対してめざましい成長ぶりの前田の勢いがどう作用するか、楽しみな一戦だ。 ▼この大会から適用される「サドンデスマッチ」ルールは3試合組まれている。各階級に波乱が起きることは間違いないだろう。 サドンデスマッチについてはこちら <大会カード:11月22日更新> ========================================================== 全日本キックボクシング連盟 "BULLET" 2001年12月9日(日)東京・後楽園ホール 17:00開場 17:30試合開始 ========================================================== メインイベント 全日本ミドル級タイトルマッチ・K-1 WORLD MAX日本大会出場者決定戦/5回戦 王者 挑戦者/同級1位 新田明臣(S.V.G.) 対 清水貴彦(超越塾) 31戦23勝(14KO)6敗2分 14戦9勝(6KO)2敗3分
第9試合セミファイナル 58kg契約/5回戦 全日本フェザー級5位 前田尚紀(藤原) 対 大宮司 進(シルバーウルフ) 10戦7勝(5KO)3敗 11戦6勝(4KO)2敗3分
第8試合 全日本バンタム級ランキング戦/サドンデスマッチ 同級2位 同級6位 YUTAKA(月心会) 対 笠原大介(GENESIS) 9戦7勝(3KO)1敗1分 11戦6勝(1KO)2敗3分
第7試合 全日本ウェルター級ランキング戦/サドンデスマッチ 同級2位 同級5位 池田好治(藤原) 対 江口真吾(作真会館) 12戦8勝(4KO)1敗3分 11戦4勝(1KO)3敗4分
第6試合 80Kg契約 サドンデスマッチ 全日本ミドル級3位 全日本ライトヘビー級 藤原鉄志(青春塾) 対 西田和嗣(S.V.G.) 12戦5勝5敗2分 4戦4勝(2KO)
第5試合 フェザー級 サドンデスマッチ 全日本フェザー級8位 新空手全日本軽量級準優勝[2000年度] 石川直生(青春塾) 対 新宅正章(新空手/空修会館) 9戦5勝(1KO)3敗1分 1戦1勝
第4試合 ライト級/3回戦 降矢康勝(GENESIS) 対 加藤啓明(TEAM-1) 5戦3勝(3KO)2敗 7戦2勝3敗2分
第3試合 64kg契約/3回戦 新空手全日本軽中量級3位[2001年度] 平 航(REX JAPAN) 対 佐々秀幸(新空手/瀧澤学園) 2戦1勝1敗 キックデビュー戦
第2試合 フェザー級/3回戦 栗原 毅(作真会館)対 清水英樹(月心会) 4戦2勝(1KO)1敗1分 2戦1敗1分
第1試合 フェザー級/3回戦 村山良和(はまっこムエタイ)対 瀬尾博幸(TEAM-1) デビュー戦 デビュー戦
<チケット料金> RS席 \10,000 (当日\11,000) S席 \7,000 (当日\8,000) A席 \5,000 (当日\6,000) B席 \3,000 (当日\4,000) 立見 \3,500 (当日券のみ)
<問い合わせ先> 全日本キックボクシング連盟 電話 03-3365-1171 公式HP この大会のチケットはBoutReviewOnLine-Shopでも販売しています
Last Update : 11/22 01:48
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