[一撃] 野地、武蔵戦に向け公開スパーリング/1.11代々木
K-NETWORK“一撃”旗揚げ戦
2002年1月11日(金)東京・代々木第2体育館
▼メインイベントで武蔵と対戦する野地竜太が27日、池袋のボディプラントで練習を公開した。ニコラス・ペタスらとともに午前10時から2時間みっちりとシャドーボクシング、ミット打ち、腕立て伏せなどのメニューをこなす。ほとんど休みなしに続く練習の熱気で、ジムの窓と鏡がみるみる湿気で曇っていく様子が印象的だった。
野地は練習の後のインタビューで「今が一番疲れる時期」と語ったが、それを感じさせないタフな練習だった。試合については「思い切り殴って思い切り蹴る。全力で向かっていく」「(初の5Rだが)その場に応じて戦っていく」と話した。また2002年のビジョンについては「1月11日が終わってから考えますけど、顔面打撃ありの大会にいっぱい出たい」と語り、Kー1の出場も「出られれば自分の空手にとってよりよい経験になる」と前向きだった。
一方ペタスは野地に対し「(武蔵の)胸を借りるつもりじゃなくて、倒しにいってもらいたい」と期待をよせたが、展開の予想は「大会名は一撃だけど、5Rまでいっちゃうんじゃないかな? 武蔵さんはほんと強いから」と厳しいものだった。
なおペタスは自身の戦いについても話してくれた。「グランプリで負けて、正直2週間ぐらい自分らしくないくらい落ち込んだ。もう今は大丈夫ですよ。鼻の骨がくっつくまでスパーリングはできないけど、3、4月には復帰したいですね」とのこと。(井原芳徳)
※大会概要&カード一覧
Last Update : 12/30 18:38
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