MAキック 7.13後楽園カード。チャモアペット&サックモンコン襲来!
▼MAの7月大会のカードが発表された。当初メインではラビット関とランバー・ソムデートの対戦が予定されていたが、ランバーが頚椎捻挫で全治2週間の負傷。変わってマッチメイクされたのがなんと、あのムエタイ9冠王、"神様"チャモアペット・チョーチャモアン。チャモアペットについては改めて語ることもないだろう。ムエタイで前人未到の9階級制覇。30歳を過ぎて国際式に転向、PABA王者に就き世界ランカー入り。日本では清水隆広、立嶋篤史、前田憲作、村濱武洋といったメンバーに勝利。ただし最近では年齢と慢性化している右手の怪我もあって大宮司進、久保坂左近戦を連続キャンセルしている。関にとっては契約体重的にも、またチャモアペットのファイトスタイルもランバー戦以上に厳しいものになっている。果たして関がこの一戦で得るものはあるのだろうか。
セミではMAミドル級王者の山上健吾がタイ重量級の怪物・サックモンコン・シットチューチョークと対戦する。サックモンコンは本来ジュニアウェルターの体格ながら主に対海外のウェルター〜ミドルの中量級選手と対戦。17歳でラモン・デッカーに勝利。以降ペリー・ウベダ、イワン・ヒポリット等の錚々たる世界の超一流ファイターに勝利している。 96年9月に初来日。K-1のリングでマリノ・デフローレン相手に強烈なミドルキックの連打で日本のファンに強いインパクトを与えた。過去にはオーローノーに勝利した実績もあるが、最近はさすがにタイ国内では出番が少なくなって来ている(4月にラジャウェルター1位のパジョンスック・ルークブラパートに判定負け)。 相手の山上は6月の後楽園大会でマグナム酒井相手に技術の差を見せ付けて防衛に成功。このクラスにしては出色の首相撲技術を持っている。ウェイトのアドバンテージはあるものの、国内無敗の山上にとって試練の一戦となることだろう。 他に3月の北沢大会でヌンサヤーム・ヤマキ相手に激闘、評価を上げた武藤孝行がナルンチョンと対戦。ナルンチョンは5月大会で急遽代役としてMAウェルター級王者佐藤堅一と対戦。準備不足ながら判定で勝利している。
----(新小田) ============================================================= マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 "キック ガッツ 2001" 2001年7月13日(金)東京・後楽園ホール ============================================================= 第1試合ウェルター級/3回戦(1R2分) 同級 同級 山川修二(真樹沖縄) 対 交渉中 デビュー戦
第2試合 フェザー級/3回戦(1R2分) 同級 同級 小潟信浩(新潟山木) 対 丸山昌宏 3戦1勝1敗1分 3戦2勝1敗
第3試合 ウェルター級/3回戦(1R2分) 同級 同級 デンジャラス・デビット(真樹沖縄) 対 深谷大介(山木) 1戦1勝 デビュー戦
第4試合 63.5kg契約/3回戦(1R2分) MAライト級 MAライト級 龍野雄宇樹(真樹) 対 佐川信三(谷山) 4戦3勝(2KO)1敗 1戦1分
第5試合 フェザー級/3回戦(1R2分) 同級 同級 中西一寛(谷山) 対 尾池慎也(八街)
第6試合 バンタム級/3回戦(1R2分) 同級 同級 吉岡篤史(武勇会) 対 牛若丸(習志野NSC) 7戦3勝(1KO)2敗2分 5戦3勝(2KO)2敗
第7試合 ヘビー級/3回戦(1R2分) 同級 同級 長井憲治(ビクトリー) 対 ボンバー村田(マイウェイ) 4戦1勝1敗2分 8戦2勝(2KO)4敗2分
第8試合 59kg契約/4回戦 MAフェザー級5位 MAスーパーフェザー級 室崎剛将(真樹) 対 千葉忍(東金) 20戦12勝(7KO)8敗 2戦2勝
第9試合 63.5kg契約/4回戦 MAライト級 MAスーパーライト級 中村玄志(山木) 対 花戸城(東金) 6戦4勝2分 デビュー戦
第10試合 63.5kg契約/5回戦 元MAライト級王者 元ラジャダムナンJライト級2位 武藤孝行(ビクトリー) 対 ナルンチョン(タイ) 12戦8勝(3KO)3敗1分 54戦35勝(5KO)15敗3分
第11試合 73kg契約/5回戦 MAミドル級王者 山上健吾(花澤) 対 サックモンコン(タイ) 15戦13勝(4KO)2分
メインイベント 62kg契約/5回戦 MAS・バンタム級王者 ラビット関(山木) 対 チャモアペット(タイ) 33戦18勝(7KO)10敗5分
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