増田連勝ストップ/J-NETWORK 7.17後楽園:レポ&写真
===================================== J-NETWORK "THE CRUSADE-II" 2001年7月17日(火)東京・後楽園ホール =====================================
第1試合 ライト級/3回戦(1R2分) 堺谷ケイト(アクティブJ) 対 渡辺宏二(サバーイ町田) 勝者:渡辺宏二 判定0-3[29-30,29-30,29-30]
第2試合 J-NETWORK・MAキック対抗戦 71kg契約/3回戦(1R2分) 倉本武皇(アクティブJ) 対 パンチ佐川(MA/誠流会館) 勝者:倉本武皇 判定3-0[30-27,30-26,30-26]
第3試合 フェザー級/3回戦(1R2分) 坂野和正(アクティブJ) 対 柳沼達彦(サバーイ町田) 勝者:柳沼達彦 判定0-3[28-30,28-30,28-30]
第4試合 ウェルター級/3回戦 沼尻紀夫(アクティブJ) 対 碓氷ハヤテ(ソーチタラダ) 勝者:碓氷ハヤテ 判定0-2[28-29,29-29,28-30]
第5試合 ライト級/3回戦 吉本光志(アクティブJ) 対 稲葉潤(サバーイ町田) 勝者:稲葉潤 KO 2R3分00秒
第6試合 ライト級/3回戦 黒田英雄(アクティブJ) 対 内田秀樹(サバーイ町田) 勝者:黒田英雄 判定3-0[30-27,30-28,30-29]
第7試合 J-NETWORK初代フライ級王者決定戦/5回戦 J-NETフライ級1位 J-NETフライ級2位 津野昌夢(アクティブJ) 対 牧裕三(ソーチタラダ) 勝者:津野昌夢 判定2-1[48-49,50-48,49-48] ※津野が初代フライ級王者に
第8試合 J-NETWORK初代バンタム級王者決定戦/5回戦 J-NETバンタム級2位 J-NETバンタム級1位 黒田道鷹(アクティブJ) 対 浦林幹(JMTC) 勝者:浦林幹 判定0-3[49-50,49-50,49-50] ※浦林が初代バンタム級王者に
第9試合 J-NETWORK・掣圏道対抗戦ヘビー級/5回戦 J-NETヘビー級王者 長谷川康也(アクティブJ) 対 1999年世界キックボクシング選手権(IKBF)王者 SWAアルティメットボクシング・ヘビー級12位 グリラウスカス・ダリウス(リトアニア) 勝者:グリラウスカス・ダリウス KO 1R0分36秒
セミファイナル 日・タイ国際戦特別試合/3回戦 J-NETフェザー級3位 蔵満誠(JMTC) 対 ノントウム・パリンヤー・WINDY(タイ) 勝者:蔵満誠 判定3-0[30-27,30-27,30-27]
胸も膨らみすっかり女性化したパリンヤー。試合前のワイクーまでは観客を魅了したが、試合が始まると全盛期の勢いは無く蔵満のローに防戦一方。時々ミドルを見せたものの反撃には及ばず、最終ラウンドには蔵満のローに4度もスリップ。引退戦を飾ることはできなかったパリンヤーは今後は芸能活動に専念するという。いまいち攻めきれなかった蔵満は「いくら蹴っても倒れないのパリンヤーにムエタイ戦士の誇りを感じました。ある意味今日は負けでしたね」と落胆した様子だった。
メインイベント フェザー級/5回戦 J-NETWORKフェザー級王者 IAMTF世界フェザー級王者 増田博正(ソーチタラダ) 対 ソンハーン・ナチャイ(タイ) ドロー 判定0-1[48-49,49-49,50-50]
序盤は互いに単発ながらも強烈なミドルの応酬。3Rソンハーンが右ハイを命中させると、ここぞとばかりパンチの連打で増田をコーナーに追い詰める。増田はなんとか耐え凌ぎフック一発で反撃したが、ダメージを隠せない様子。4Rは増田が左ロー中心に盛り返す。5R序盤はソンハーンがフックで攻め、終盤は増田が左ロー、ミドルで反撃したものの時間切れ。両者死力を振り絞り最後まで戦い抜いたが、結果はドロー。増田の連勝記録は9でストップし、念願のタイ・ルンピニースタジアムへの挑戦に黄信号が灯る格好となった。
増田コメント 「(勝てなかった原因は?)距離をなかなか詰められなかったことですね。(3Rの右ハイは?)そんなには効きませんでした。(4Rの頬の出血は?)痛くなかったからぜんぜん気づきませんでした。相手の体に血が付いてるのを見て、「あれ?なんで付いてるんだろう?」と思ったぐらいです。(ルンピニーへの挑戦は?)あの程度のタイ人相手に圧勝できないようでは挑戦はまだまだですね。そういった意味で、今日の試合は距離の詰め方とかとても勉強になりました。」
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