9.16新日本・武田幸三の初防衛戦。挑戦者決定
▼ラジャダムナンスタジアムウェルター級王者・武田幸三(治政館)の同王座初防衛戦が9月16日(日)にディファ有明で行われるが、未定になっていた挑戦者が発表された。
泰国ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級選手権/5回戦
泰国ラジャダムナンスタジアム王者
武田幸三(治政館)
対
泰国ラジャダムナンスタジアムウェルター級4位(現時点でのランク)
チャーンヴィット・ギャット トー・ボー・ウボン(タイ)
チャーンヴィットはバンコク出身の21歳。戦績は60戦45勝(18KO)15敗。先月まではラジャのライト級の5位にランクされていたが、階級を上げ6月25日のラジャダムナン・スタジアムでは146ポンド契約でJミドル級7位のデンスキー・マハーチャイヴィラー(昨年12月に小笠原仁とJミドル級王座決定戦で対戦、1RKO負け)と対戦し3RTKO勝ちしウェルター級へのランキング入りを決めた。サウスポーのテクニシャンタイプで、得意技は左ミドル、左ストレート、左ヒジと多彩。武田にとってはあまり相性のいい相手とは言えないだろう。ちなみに外国人との対戦経験もあり、地方のリングで欧米人選手と戦って勝利しているという。
タイでチャーンヴィットを視察した治政館関係者のコメント。
「練習をみたかぎりでは遅そうに見えて速い。ヒザでも動きは遅いのだがヒットの前に速くなる感じ。おそらく左ミドルからワンツー、組んでヒザ、ヒジとくるでしょう。武田はサウスポーが苦手だからねえ、苦しいかも。」
といっても、武田にとっては誰が相手だろうと為すべき事はただ一つ、「相手を倒すこと、それのみ」しかないだろう。王座奪取時の様な興奮と感動を今度も我々に運んできてくれることは出来るだろうか。
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----(新小田)
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