2000.1.28 全日本キック「YOUNG GUN」北沢タウンホール |
第3試合 全日本フェザー級3Rトーナメント1回戦/3回戦 | |||||||
|
|||||||
※加藤啓明は3月大会の2回戦に進出 |
デビュー戦のリングに笑いを浮かべて入場してきた加藤、試合開始直後から五月雨のようにパンチを振るってラッシュをかける。何とかこれを凌いで、膝蹴りのカウンターで対抗する潮。3つのラウンド全てにわたって加藤は前半パンチでラッシュをかけ、後半に入ると打ち疲れからか手が止まる傾向が強かった。このため潮がラウンド後半になって反撃に入るパターンが多いが、試合全体は加藤のリズムで進む。潮はパンチの連打に対応しきれなくなると横を向いてしまう癖があり、一方的に打たれてますますスタミナをロスしていく。3Rになると、加藤の手数が2Rまでと同様後半に入って減っても最早反撃出来る余力が残っておらず、2つのダウンを奪われて勝敗の帰趨は決した。
試合後コーナーポストに跳び蹴りをかますようなパフォーマンスを見せた加藤、「来ていた友達向けにその場の乗りで。金沢(久幸)さんが、よくキックは団体競技だ、と言っていたけど、そのことがよく判りました。」ユニークなキャラクターで注目を集めそうな選手である。
(高田敏洋)
結果一覧に戻る
← 2. 嵐田vs森 / 4. 高山vs山本 →
取材:高田敏洋・薮本直美・井原芳徳 |
TOP | REPORT | NEWS | CALENDAR | REVIEW | BACKNUMBER | STAFF | SHOP | FORUM
Copyright(c) MuscleBrain's All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。