第4試合 トーナメントAブロック1回戦 5分2R | ||||||||||||||
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日本では全くの無名。しかし、スペック的には、Aブロック出場のネットワーク外選手の中でも圧倒的な実績を誇るノゲイラ。ブラジリアン柔術選手権3連覇。しかも191cm/105kgという恵まれた体格を誇る。同じブラジル出身でも、白人のババルに対し、ノゲイラは浅黒い肌に黒髪の「ブラジリアン」である。
対戦相手はヴァレンタイン・オーフレイム。
咬ませ犬か。それとも、オーフレイムを当てるのが「当然」の実力を持つ選手なのか。開始早々、アッという間に間合いを詰め、胴タックルから持ち上げてサイドを奪ってしまったノゲイラ。なんのてらいもないスムーズな動きだ。
だが、オーフレイムも、しっかりと首をがぶっている。
そこからサイドにいるノゲイラをハーフ・ガードに戻していくオーフレイム。ノゲイラの右足を絞ると、フロント・スリーパーの体勢に入り、ぐいぐいと締め上げる。理にかなった攻め方だ。
極まるか・・・と思われたが、やはりハーフ・ガードでは無理。
ノゲイラは、首を抜くと、簡単にハーフをパス。ニー・イン・ザ・ベリーから何なくマウントを奪う。ポジショニングでオーフレイムを子ども扱い。そのまま上からアームロックに入り、瞬時にタップを奪ってしまった。圧倒的な強さ。派手な動きも、妙な圧迫感もない自然体であるだけに底が知れない。
一体誰に止められるのか。
リングスはとんでもない選手を呼んで来てしまった。
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次の試合 :5. 金原弘光 対 ジェレミー・ホーン
レポート:山名尚志 カメラ:井田英登 |
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