98・12・11
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U−DREAMS
1st Impact
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富山県・富山市民体育館
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第1試合(20分一本勝負) |
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マーク・ジョンソン |
[---ED-E] |
ルタ・リーブリ |
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布施はキングダム所属となっての第1戦、奮起が期待されたが、ジョンソン共に動きに切れがなく、漫然とした大技のぶつけあいとエスケープの繰り返しとなる。
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第2試合(20分一本勝負) |
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予定された順道会館・藤井がインフルエンザのため参戦できず、大会4日前にオファーを受けたという内藤が急きょマッチメイクされる。ただ内藤は第2次Uに1回だけ参戦経験を持つのみで総合スタイルの試合に免疫がなく、入江に簡単にバックマウントを許してしまい、パンチの嵐を浴びる。レフェリーの再三のチェックにもギブアップの意志を示さなかった内藤はそのまま失神、昏倒。リング上では意識を取り戻す事無く担架で搬出される。(その後意識は回復)
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第3試合(シュートボクシングエキシビジョン2ラウンド2選手掛け) |
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2人を相手に1ラウンドづつスパーリングをこなすという変則的な形式ながら、村濱は伸び伸びとした動きを見せる。キック中心の最近のスタイルからは想像もできないような飛行機投げや一本背負いなども見せ、投げを随所に取り入れたSB本来の華やかさをアピール。特に2R終盤に見せたタックルの切れは鮮やかだった。
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第4試合(30分一本勝負) |
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不慣れなプロレススタイルや、ヤーブロウ戦での不本意な圧殺負けを経て、このところ活躍の舞台を失っていた中野。U時代の常連外人であったバートンを迎えて、”らしい”戦いを展開。”ヒット”のコールに数発のグラウンドパンチを見せることもあったが、基本はポジショニングに拘泥しないUスタイルの”極めあい”であった。
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第5試合(30分一本勝負) |
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藤原組長がオープンフィンガーグローブに手を通すというだけで、異色な対決となったが、そのうえに組長はレガースを着けず。キック無しで鮮やかなレスリングを見せる。。スコットのタックルをきれいに潰して、流れるようにグラウンドの持ち込む手際は老いたりと言えども”プロフェッショナルレスラー”の看板にいつわりなし。腹固めやアキレス腱固めといった”組長の定番”に加えて、グラウンドでは数発のパンチも披露。粘るビリーをスリーパーで沈めて、コンパクトに試合をまとめてみせた手際はまさに職人芸といったところか。
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セミファイナル(30分一本勝負) |
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エンセン井上 |
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PUREBRED STG 大宮 |
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ジョン・カルボ |
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PUREBRED STG グアム |
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注目のエンセン初の”出張試合”は結局、ノーレガース、修斗グローブ着用、ストップ・ドント・ムーブだけがブレイクになるという、変形修斗ルールに落ち着く。エンセンは事前のインタビュウでも語っていた通り、この試合をガルボのテストマッチと位置づけ、これでもかと言わんばかりに執拗にパンチを落として、ガルボをパニックさせようとする。しかし、ガルボもそうしたエンセンの余裕に付け込んでマウントを返して、インサイドガードから殴り返すなど健闘を見せる。ただ、力量の差はいかんともしがたく、あっさりマウントからの十字でフィニッシュ。試合後、エンセンはガルボの予想外のパワーとスピードを認め、”合格”判定を出した。
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メイン・イベント(時間無制限一本勝負) |
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いつになく堅い思い詰めた表情で入場してきた安生。試合中もその硬い表情は崩れず。試合後のインタビュウで語ったところによれば、K1でのKO負けが頭に去来して離れなかったという。しかし正道会館での立ち技の練習の効果は確実に実になってきているようで、パンチに切れ、コンビネーションは遥かに豊富になっていた。そのためか試合は安生の一方的な立ち技攻撃に終始。伸びのあるストレートや、アッパーなど、キックに頼りがちでこれまで見せてこなかったパンチのバリエーションで、ぐいぐいスタークスを追い込んでいき、ほとんどグラウンドにはつきあわない安生。フィニッシュは組んだ体勢から肋に左フックをうちこんでの、カウントアウト勝利。
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