DEEP☆KICK 8.4 石川県産業展示館：-60kg王者の澤谷大樹、3度目の防衛戦は地元でGUMPと。松本天志は政所仁を相手にエキシ

【DEEP☆KICK実行委員会からのプレスリリース】
　大阪でナンバーシリーズや若手育成のZERO大会などの興行をコンスタントに打ち続けているDEEP☆KICK、昨年10月には初の地方興行である「DEEP☆KICK TOKUSHIMA」、4月には2度目となる「DEEP☆KICK KAMEOKA」を行い共に大盛況を収めた。そして続くは8月4日（日）、石川県・石川県産業展示館2号館にて3度目となる地方興行『大阪かに源グループ presents DEEP☆KICK ISHIKAWA』の開催が決定、その第1弾カードでは地元石川県出身の王者である大樹の防衛戦に加えRISEを主戦場に活躍する両名、政所仁vs松本天志という超豪華エキシビジョンマッチの開催が発表された。

　まずはDEEP☆KICK-60kg第8代王者として長期政権を築いている大樹（HAWK GYM）の3度目の防衛戦、挑戦者決定トーナメントを勝ち上がってきたGUMP（TEAM TEPPEN）とのDEEP☆KICK-60kgタイトルマッチの開催が決定した。
　大樹は同級王者に加えCKC2022 -57.5kgトーナメント優勝、2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝など様々なタイトルを所持、プロ戦績は28戦18勝10敗を誇り圧倒的な技術とスタミナを持つ実力者。DEEP☆KICKでは2021年7月に行われたDEEP☆KICK-60kg王座決定戦にて岩郷泰成（EX ARES）に勝利し第8代王者戴冠となると、2022年6月には大前洸貴（INFINITY KICK BOXING GYM）を下し初防衛成功、2023年6月には上野コウキ（直心会）を相手に2度目の防衛成功と確かに長期政権を築いている。3月にはDEEP☆KICK-57.5kg第3代王者であるKING龍蔵（ROYAL KINGS）と王座対決に挑むも無念の判定負け、今回が復帰戦となる。それでもDEEP☆KICK-60kgでは負けなしの大樹、そして初の地元開催での防衛戦となる今回、3度目の防衛戦を地元ファンたちの前で成し遂げられるか。

澤谷大樹

GUMP

　対するはGUMP、プロ戦績は16戦12勝3敗1分を誇りこちらもハイレベルな技術を要するDEEP☆KICKを代表する試合巧者。DEEP☆KICKを主戦場に長らく上位ランカーに君臨するGUMP、昨年9月には移籍に伴いリングネームを濱田祐生からGUMPに変更し階級も当時出場の-57.5kgから-60kgに上げている。4月より始まった挑戦者決定トーナメントでは準決勝を津留純平（FASCINATE FIGHT TEAM）に判定勝利、決勝戦では4年前に敗戦しており前回トーナメント覇者である上野コウキとのリベンジマッチとなると、準決勝同様に圧倒的な技術で上野を封殺、見事リベンジ達成を果たし今タイトルマッチ挑戦権を獲得した。自身初のタイトルマッチ挑戦となるGUMP、アウェーでの挑戦となるも「今回もしっかり仕上げてベルト獲りに行きます」といたって冷静。現在5連勝中と勢いは上々、果たしてベルト奪取となるか。
　両選手共に攻めの選手というよりは確かな技術を武器にディフェンスにカウンターで試合を支配するタイプ、来るタイトルマッチは高度な技術と技術のぶつかり合いとなるだろう。大樹が地元応援団の前で3度目の防衛成功か、GUMPが自身初のタイトル獲得を達成するか、静かながらもハイレベルな技術戦に注目してほしい。

　続くは互いにRISEを主戦場に戦う人気選手同士のエキシビジョンマッチの開催が決定、出場するのはRISEスーパーフライ級1位の政所仁（魁塾） vs RISEフライ級2位の松本天志（TARGET SHIBUYA）。共にRISE NEW WARRIORSトーナメントで優勝の経験があり、先のキック界を背負う両者ともいえるだろう。

政所仁

　政所はプロ戦績33戦21勝11敗1NC7KOを誇り、ハイスピードな打撃を武器に次々と強者を倒してきた関西キック界を代表する歴戦の猛者。「三度の飯より練習が好き」というほど練習の虫で2015年9月にプロデビューを果たすとDEEP☆KICKを含む各大会に出場し実績を積んでいき2018年にはJ-NETWORKフライ級王者、2021年にはWBKF世界スーパーフライ級王者と2冠を達成。その後はRISEを主戦場に暴れまわる、過去に敗戦を喫した田丸辰（TRY HARD GYM）、滉大（及川道場）、風音（TEAM TEPPEN）にお礼参りと言わんばかりにリベンジを果たしていくと2023年11月「RISE173」にてRISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメントに出場を決める。すると準決勝ではこれまた過去に敗戦経験のある花岡竜（橋本道場）に1RKO勝利を収めると決勝戦では当時無敗の長谷川海翔（誠剛館）からダウンを奪い判定勝利、トーナメント優勝を決めた。そして先日、6月15日「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」にて大﨑一貴（OISHI GYM）とのRISEスーパーフライ級タイトルマッチに挑戦するも無念の判定負けを喫してしまう。しかしまだまだ政所は止まらない、次こそはと燃える政所を楽しみにしてほしい。

松本天志

　対するは松本、石川県出身のファイターでプロ戦績は11戦8勝3敗4KO、こちらもハイスピード且つキレのある打撃を武器にどんどんと実績を積んでいる今後に要注目の選手。2021年にプロデビューを果たすと野嶋琉生（BLITZ）を相手に3RTKO勝利、上々のスタートダッシュを切ると2021年～2022年で6戦5勝1敗2KOという好成績を残す。すると昨年2月「RISE166」で開催されたRISE NEW WARRIORS フライ級トーナメントに抜擢、しかし当初の下馬評では末國龍汰（フリー）や塚本望夢（NJKFteamBonds）が優勝候補筆頭とされており松本はダークホース的な立ち位置であったが、準決勝で末國からダウンを含む判定勝利で決勝に進むと、決勝では塚本を相手に3RKO勝利と大方の予想を覆す快進撃を続けトーナメント優勝を掴み取った。しかし昨年10月「RISE172」では数島大陸（及川道場）とのRISEフライ級王座決定戦に挑むも判定負け、王座目前で悔し涙を飲むと3月「ABEMA presents RISE ELDORADO 2024」では那須川龍心（TEAM TEPPEN）に判定負けと現在2連敗、プロ人生初の連敗となってしまう。6月30日「RISE179」に出場が決まっている松本は「新しい松本天志を見せる」と意気込んでおり次の1戦に期待だ。
　まぎれもなく日本トップレベルの実力者といえる両名、エキシビジョンといえどそのレベルは計り知れない内容となるだろう。階級が違うからこそ本選では実現しない夢のドリームマッチを是非楽しんでほしい。

　他にも2戦が決定。DEEP☆KICK-65kg契約にて、昨年6月にDEEP☆KICK-65kg第4代王者に輝くも4月の初防衛戦で和田哲平（FASCINATE FIGHT TEAM）に敗北、王座を奪われ再び返り咲きを狙う勝ちも負けもKOというDEEP☆KICKが誇る喧嘩屋・石田迅（LEGEND GYM） vs 富山県出身でキックボクシングはもちろんMMAや最も過激なルールとして有名なラウェイにも出場し迫力満点のド付き合いを披露してきた今回がDEEP☆KICKに2度目の出場となる吉瀧光（KING LEO）。女子対決、DEEP☆KICK-55kg契約にて、空手をバックボーンに聖愛（魁塾）や村上悠佳（TEAM TEPPEN）という強者たちと激戦を繰り広げており次の2勝目を狙う神谷優良（神谷塾） vs 先日6月2日「DEEP☆KICK 70」にて加藤乃々夏（全真会館）との激戦を制し見事初勝利を掴みこちらも次の2勝目を狙うRINA（TEAM TEPPEN）の2戦が決定。

　他にも石川県はもちろん北陸3県である富山県・福井県出身のプロ・アマチュア選手の参戦も続々と決まってきている。3度目となるDEEP☆KICK地方興行『大阪かに源グループ presents DEEP☆KICK ISHIKAWA』。能登半島地震復興支援も目的とした今大会でも変わらぬ大盛況を収めるか、是非期待してほしい。

対戦カード

DEEP☆KICK -60kgタイトルマッチ 3分3R
大樹［澤谷大樹］（HAWK GYM／王者）※3度目の防衛戦
GUMP（TEAM TEPPEN／挑戦者）

スペシャルエキシビションマッチ　2分2R
政所　仁（魁塾）
松本天志（TARGET SHIBUYA）

65kg契約　3分3R
石田　迅（LEGEND GYM）
吉瀧　光（KING LEO）

55kg契約　2分3R
神谷優良（神谷塾）
RINA（TEAM TEPPEN）

概要

大会名　大阪かに源グループ presents DEEP☆KICK ISHIKAWA
日時　2024年8月4日（日）OPEN 14:00 / START 14:30
会場　石川県産業展示館 2号館（石川県金沢市袋畠町南193）
チケット料金　VIP席￥20,000　RS席￥15,000　S席￥8,000　A席￥6,000　スタンディング ￥5,000　※当日券は￥1,000UP
チケット販売　DEEP☆KICK実行委員会　出場選手および所属ジム
お問い合わせ　　DEEP☆KICK実行委員会（TEL 06-6754-8588）　https://www.deep-kick.com