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 [第12試合日本・アメリカ国際戦]
小林聡 vs ライアン・ディアス
年前NJKFが全日本から独立して以来、小林はNJKF、全日本、そして今回K−Uと戦場を移してきた。ある時は自らの意思で、ある時は意思とは関係なく。
 これだけ短期間に戦場が変われば精神的なコンディションを整えるのも大変だろう、その小林が迎え撃つのは総合の経験も持つと言うカナダの選手。得意のコンビネーションが決まればそうそう負ける相手ではないと思われるが・・・。

ラウンド1 イアンはパンチの選手だ、蹴りも使うがパンチとは連動しない。小林もパンチで応戦、首相撲の体勢に入ると簡単に振り倒す。

 
 

ラウンド2 林はこれまでワン・ツー・ローのコンビネーションを使っていたが、この試合ワン・ツー・スリー・フォー(時にはファイブ)まできてロー。パンチは冴えているが、逆にローが影を潜めている感じがある、高津戦や金沢戦の時の様な威力が感じられない。ライアンもパンチで応戦していたが、小林の組んでからの肘がヒットしライアンの額が切れた。結局そのままTKO、呆気ない幕切れとなった。

 
ドクターチェックを受けるライアン


ァイトスタイルを変えたような小林、成功しているかどうかはこの試合からは判断しきれない。ローの威力が落ちているような印象も受ける。ともあれ9月には須藤信充との対戦も決定している、今回のような楽は出来ないだろう。須藤も又パンチを得意とする選手だ、新しいコンビネーションが通用するかどうか。

文 渡辺

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