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NJKFタイ遠征番外編
 さて、タイには一度行ってみたいと思っているが二の足を踏んでいる方に贈る、ルンピニー観戦記・番外編を書きたいと思います。

「ムエタイを練習できるか?」
 きちんとしたミドルを教わりたい!と思っていましたが、今回は滞在時間も短いしだめかな?と諦めていました。ところが、ちゃんと一日体験入門なるコースを受け付けている代理店とジムが有りました。もちろん長期滞在も可能です。
 僕は結局時間の都合でジムには行きましたが、練習には参加できませんでした。前出の相部屋の土田くんによると、彼が練習に参加したジムは、ラジャのバンタム級のチャンピオンがいるジムで、国際式のチャンプも二人輩出しているとのこと。
 軽いランニングの後、サンドバックとミット打ちをしたそうですが、チャンピオンにミットを持って貰い感動したとのこと。(ちなみに土田くんはプロキックのライセンスを持っています)次の日は日曜日でしたが土田くんは気に入られたらしく、「明日も練習に来い」と誘われたそうです。
 こちらが観光客のせいか、タイ人の気質なのかあっさり受けれてくれたような気がしました。結論・飛び込みでもムエタイの練習は出来そうです。ただあまり失礼にならないよう、基礎体力は少しあった方が良いでしょうね。
 ジムはもの凄く下町感溢れる場所に有りました。ホテルに一人で戻ろうとしましたが、現在位置が全く分かりませんでした。タクシーを捕まえましたが、英語はほとんど通じず、地図を見せても首を横に振られるばかり。このまま僕はここでタイ人になるしかないのか!と諦めかけましたが、ルンピニーなら分かるだろうと、一度ルンピニーに向かい、そこで改めて英語の通じるタクシーを探すことになりました。観光地のタクシーとはいえ言葉が全く通じない事は覚悟した方がよいです。

「飯はどうか?」
 結論を先に言ってしまうと、とてつもなくウマイです。それも500円ほどで一食が賄えてしまいます。向き不向きが有るかもしれませんが、僕は時間を問わず食いまくって、1キロ痩せて帰ってきました。唐辛子ダイエットみたいなもんでしょうか?。

スタジアム内の屋台で

 特に麺類が美味かったですね。辛さも自分で調節できますし、思い出しただけでも腹が減ってきます。

「ルンピニースタジアム」
 ルンピニーは思ったより場末感が漂ったところです。建物の構造は、今度出来る西武所沢球場(屋根付き)みたいな感じです。控え室にも入り放題で、何かのんびりしていますが試合が一度始まると、築地の市場のような活況を呈します。
 リングサイド席は固定式ではなく、随時椅子を出して座るようになっています。係員が試合の間中「びーる?こーら?」とオーダーを取って歩いていますが、その人が元チャンプだったりします。
 後ろは二階席になっており、金網で区切られていますが、リングサイドとの出入りは簡単でした。賭屋はその更に後ろの三階席にいます。
 敷地内には屋台があって、朝早くから飯が食えるようになっています。佐藤選手はそこで計量中に飯を食いました。

ルンピニースタジアム前で記念撮影

 

「総括」
 一緒に行った人の中には用心しなきゃ!と身構える人もいましたが、タイの人には他人を和ませる何かが有ります。そして僕は信仰と共にあるタイの生活がたいそう羨ましく感じました。もう十歳若ければ、一ヶ月くらいムエタイ修行に行きたかった!と思いながらお土産のタイラーメンを噛みしめています。
 とりとめが有りませんがこのへんでタイツアー報告を終わりたいと思います。

文 ジャズ大名

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